サムイ島の天気と気候(雨季と乾季)
サムイ島はタイの南部、スラタニ県の沖合いにあるリゾート島。
サムイ島は「多雨期」の10月下旬~11月以外は、1年を通して滞在が楽しめる気候の、常夏の島です。
サムイ島の天気の特徴は、サムイ島は「島」で「深い山」があるので、天気が変わりやすいこと。
いきなり黒い雲が流れてきたと思ったら、激しいスコールで「雨宿り」、ということが、よくあります。
サムイ島の気候は、もちろん、タイの気候に準じるので、大まかに、雨季と乾季(冬季・暑季)に分けられます。
サムイ島の気候の特徴は、タイの本来の雨季に降雨量が少なく、バンコクなどの雨季が明ける10月下旬頃から1か月くらいの間に、まとめて雨が降ること(この時期を多雨期または本雨期という)。
●雨季(5月中旬~11月下旬)
昼間の気温30~33℃ 夜間の気温25℃前後
雨季とは「恵みの雨」のシーズン。たくさんの果物が市場にならび、
南国の美しい花を、あちらこちらで目にすることができます。
日本の夏と比べたら、湿度があまり高くないので過ごしやすい気候。
1.雨季入り 5月中旬頃
例年、雨季入りするとき、数日間、1日に数度の雨が降ります。
最近数年の雨季入りは、この天気の崩れが少ない傾向です。
2.安定期 6月~10月中旬
「雨季入り」が過ぎると気候が安定します。ほぼ毎日晴れです。
数日に1度、スコールが短時間(30分くらい)降ります。
タイの雨季に雨が少ないのが、サムイ島の特徴。
サムイ島は、タイの雨季の避雨地として有名です。
スコールの降る時間帯は、月ごとに少しずつずれていきます。
海は穏やかで、シュノーケリングやダイビングのベストシーズン。
3.多雨期(雨期明け) 10月下旬~11月下旬頃
例年、1か月近く、豪雨が断続時に降る時期です。
晴れ、雨と、天気は数日周期で変わり、風が強い気候です。
雨季明けが遅い年には、12月中旬まで雨の心配があります。
●乾季(12月~5月中旬)
乾季は、1年でいちばん快適な気候の「冬季」と、
乾いて気温の高い気候の「暑季」に分けられます。
1.冬季 12月~2月 昼間の気温30℃前後 夜間の気温20℃前後
「避寒地」として有名なサムイ島で、旅行者がもっとも多い繁忙期。
多くの旅行者が、暑過ぎず、過ごしやすいサムイ島に滞在します。
街はにぎわい、ディスコやクラブは深夜まで盛り上がります。
寒さから逃れて快適な気候を望む方、お祭り好きの方に最適の時期。
2.冬季のシュノーケリングについて
冬季(12月~2月)は、風が強い季節、ビーチに波が押し寄せます。
波のある日は透明度が悪く、サムイ島のビーチではシュノーケリング
が楽しめません。
冬季に、天候を気にしないで、シュノーケリングを楽しみたい方は、
1年を通してシュノーケリングが楽しめる、ナンユアン島へ行くツアー、
ナンユアン島シュノーケリングツアーをおすすめします。
2月中旬、乾季の中の暑季が近くなると、波がだんだんと穏やかに
なり、シュノーケリング日和は、週の半分ほど。
この頃から、サムイ島でも、日によってシュノーケリングが楽しめます。
この時期のシュノーケリングは、外洋に面してないサムイ島の入り江。
3.暑季 3月~5月中旬 昼間の気温35℃前後 夜間の気温28℃前後
1年を通していちばん暑い、タイ人が「夏」と呼ぶ季節。
雨はほとんど降りません。
暑季から、サムイ島は、海の穏やかなシーズンが始まります。
暑季は、1年でいちばん海景色が美しく、写真に映える季節です。
また、サムイ島の入り江で素潜りすると、魚影が濃い時期ですね。
1年じゅう快適な海風の吹くサムイ島でも、この時期だけはエアコンの
ある部屋に泊まりましょう。
●サムイ島の天気予報
サムイ島の天気予報は、タイ気象庁の天気予報 をご覧ください。
サムイ島の天気が知りたいとき、ベストな天気予報で重宝しています。
サムイ島では峠などの山側と、海に近い低地では天気が異なります。
雨季でも最高気温が高い日は、海側は雲が少なく、よく晴れる傾向。
降水確率40%以上の日には、海側でもスコール(夕立)の心配あり。
https://www.tmd.go.th/en/province.php?StationNumber=48550